オモト スズラン科(ユリ科)Rohdea japonica
古典園芸植物で大変丈夫な植物です。
日本を代表する観葉植物の
一つとして愛されています。

四季を通じて葉が緑であるので
「万年青」と書いてオモトと名づけられています。

民間療法の薬草として使われることもありますが
毒をもっている植物ですので
絶対に素人判断で使用しないようにしてください。

初夏に淡黄色の小さな花が咲き,
初冬に赤い実がつきます。

■置き場所
戸外で育てられますが
直射日光の当たらない、 明るい日陰におきましょう。
■水やり
基本的に乾燥気味にします。
表面が乾いたらあげましょう。
■肥料
3月、5月、9月に、
固形肥料の置き肥をしましょう。
■ふやし方
株分け。

オモト(万年青)の存在意義は、
観葉植物として鑑賞するというより、
縁起物としての扱われる場合が多いのが特長です。
年中、青いのでこれがあると
「万年も家が栄える」といわれています。
引越しのとき、最初の荷物としてオモトを運び込む習慣は、
徳川家康が江戸城に入ったときの故事によります。
家康は江戸城に到着後、
真っ先にオモト3株を床の間に運び入れ家運長久を
祈ったと言われています。
確かに300年もの間、徳川家の天下は続きました。