シペラス カヤツリグサ科 Cyperus
全世界の熱帯から温帯にかけて約700種が分布する
夏の涼しさを呼ぶ湿地性の水辺の植物です。

日本でもカヤツリグサなど30種近くが知られています。

古代エジプトで本種から紙を製造し
紙の原料となったパピルスは、
シペラスの仲間を代表する植物で、
ほかに、アルテルニフォリウス(シュロガヤツリ)、
イソクラドゥス、アルボストリアツスなどの品種が
観葉植物として利用されています。

■置き場所
一年中日光のよく当たる場所に置きますが、
日陰にもよく耐えます。
健康に育てるには
生長期に戸外で日光に当てるといいでしょう。
■水やり
生長期には、常に鉢土の湿度を保つことが必要です。
とくにシュロガヤツリやパピルスは、
鉢皿に水をためるなどして、
根が水に浸るほどが丁度いいです。
■肥料
春に緩効性の化成肥料を1回置き肥する程度で十分です。
小さく育てる場合は、施肥の必要はないでしょう。
■ふやし方
株分け、挿し木。