ムラサキオモト ツユクサ科 Rhoeo spathacea
熱帯アメリカ原産で、
1属1種の多肉質の常緑多年草です。

姿が日本を代表する植物オモト(万年青)に似ていて、
葉裏が紫色のためこの名をもち、
<シキンラン>ともよばれます。

葉の表面に白~黄色の縦縞が入る“バリエガータ”は
フイリムラサキオモトとよばれます。

葉の表裏とも緑色の“コンカラー”とよばれる品種や、
矮性の品種“アスカ”もあります。

夏頃には葉腋に二枚貝のような苞葉が着き、
その間から白または淡紫色の花が咲きます。

■置き場所
丈夫に育てるには生長期に戸外に出して、
日光たっぷりと当てるといいでしょう。
秋から冬には室内の明るく暖かい場所に置きましょう。
■水やり
夏の生育期には表土が乾けば十分に水を与えます。
水が多すぎるのはいけません。
冬はかなり控えめにしましょう。
■肥料
5~9月の間、2ヶ月に1回、緩効性の化成肥料を与えましょう。
■病害虫
ハダニの発生に要注意。
■ふやし方
株分けや挿し木。