テラリウム
ガラスの容器内に観葉、多肉、サボテンなどの植物を
レカトンや砂で植付けて育てるそれがテラリウムです。
小宇宙の意があるということです。

ハイドロカルチャと同じく土は使用せず育てます。
チャームなどで飾り付けをするなど
自由にアレンジが楽しめるコンパクトで
衛生的な観葉植物に仕上がります。

ガラスを使うことで、葉や用土などから蒸発する水分が、
ガラスの内側で水滴となってふたたび用土にもどるので、
湿度はほぼ安定して保たれます。
ですから乾燥しがちな季節や場所でも、
安心して楽しむことができるのです。

園芸店などでは
テラリウム用のガラス容器を売っていますが、
使わなくなったガラス製の飼育槽や、
食材の空きビンを利用することも可能です。
開口部が小さい方が
内部の湿度を保つのに適しています。

テラリウムには、
小さくて明るい日陰と湿度を好む観葉植物が適しています。

植物を配置させる時には密集させないよう注意しましょう。
それぞれの葉が見えにくいだけでなく、
蒸れて植物が傷む原因になります。
直射日光は厳禁です。
日光が当たるとガラス容器内の温度が上がり、
湿度も高くなって蒸れてしまいます。

は、ときどき霧吹きで与える程度で大丈夫です。
肥料もほとんど必要ありません。