用土の作り方
栽培用土と一言で言ってもさまざまな種類があります。
もちろんそれぞれに特徴があります。

一般には単用せず、
互いの短所を補い合いながら
栽培する植物の生育状況に合った用土を、
いくつかを配合してつくります。

園芸店などでは、
すでにいくかの用土を配合した栽培土が販売されていますが、
やはり、栽培する観葉植物によって
必要となる用土の性質は変わってきますので、
市販されている用土を基本として、
更に自分で配合するように利用するなど上手に使いましょう。

■準備用土
大体の観葉植物は、
この標準用土で植えつけて大丈夫でしょう。
■配合例
赤玉土6、腐葉土またはピートモス3、川砂またはパーライト1
■通気性の高い用土
排水のよい用土を好む植物の場合は、
川砂またはパーライトの割合を多くして、
排水性を高めましょう。
配合例:赤玉土6、川砂またはパーライト3、腐葉土1
■通気性も保水性も高い用土
通気性も保水性も高い用土を好む植物の場合は、
腐葉土を多めに加えましょう。
配合例:赤玉土6、腐葉土3、川砂1
■腐植質の多い用土方
腐植質に富んだ土を好む
植物の場合は有機質系の用土の割合を高くしましょう。
配合例:赤玉土4、腐葉土あるいはビートモス4、川砂またはパーライト2
■着生種の好む用土
樹木や岩に着生して
根が空気にさらされた状態で生育する植物は、
通気性と排水性を重視した用土にしましょう。
配合例:水ごけ、軽石、ヤシ殻チップ、バークの単用、あるいは混用
■吊り鉢向き用土
吊り鉢やハンギングバスケットなどに仕立てる場合は、
軽い用土を用いましょう。
配合例:腐葉土またはピートモス4、パーライト2、バーミキュライト2