アナナス類 パイナップル科 Bromeliaceae
分類学的には、
パイナップル科のアナナス属に
含まれる植物の事を言いますが、
園芸上は、約50属2000種ほどが知れらる
パイナップル科の植物全体を総称します。

またブロメリアとは本来は一属名ですが、
アメリカでは鑑賞用アナナス類の総称になっています。

日本ではアナナスと呼びますが、
欧米ではパイナップルのことを指します。

アナナス類の多くは、花は短命ですが、
苞や萼が長期間色あせず、観賞用に豊富な種類が栽培されています。

特徴として一度開花した株は2度と開花することはありません。
ですが、株もとから子株が出て、それが育つとまた花が咲きます。

■置き場所
一般的には、明るい半日陰に置くのが良いでしょう。
夏場は戸外で、秋口からは室内で育てましょう。
但し種類によって性質が若干異なるので注意してください。
■水やり
鉢土の表面が乾いたらあげましょう。
葉の中央に筒がある種類は、
生育期はそこに水を貯めてあげます。
冬は乾燥気味にし筒にある水は捨てるようにします。
■肥料
基本的には要りません。
花をきれいに咲かせるには、
夏の間、月に1、2回、薄い液肥を与えましょう。
■病害虫
カイガラムシ・ネコナカイガラムシの発生に注意。
■ふやし方
子株。