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観葉植物とは
観葉植物とは、
葉の形や大きさ、色や模様などを
見て楽しむことを目的に栽培される植物です。

一般的に、観葉植物という場合、
熱帯から亜熱帯原産の常緑の植物や、
それらから作出された
園芸品種をさす場合が多いです。

観葉植物は、手を加えることで
インテリアとしても
栽培そのものも楽しむことができます。

また、グリーンは
心と体をリラックスさせる効果があると言います。
植物そのものの魅力を楽しむだけでなく、
オリジナリティ溢れる、 自分だけの
癒しの空間を作り上げるには最適なアイテムです。

室内で楽しむことが目的とされる事が殆どですので
日陰や窓から入る程度の光で、 十分に生育できるか、
などその性質なども重要になってきます。

どのようにアレンジしたいのかなど
プランを練って素敵な植物を見つけてくださいね。


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風水と観葉植物
今、大変人気のある風水、風水には観葉植物を使って運気をUPさせる方法が沢山あります。

例えば、
<金運UP>・お部屋の北か東に観葉植物を置く
<仕事運UP>・机の上を良く生理整頓して小さ目の観葉植物を置く。・玄関かリビングに大き目の観葉植物を置く。
<自律神経を安定させる>・東か東南側に造花ではない観葉植物を置く。
などです。

また植物そのものに風水的な運気向上の期待ができるものもあります。アイビーは悪い気から守ってくれ、前向きになりやる気が出てくると言われ、パキラは仕事・勉強の能力が上がると言われています。人に優しい自分になるにはアスパラガスなどそれぞれの植物にそのような効果があると言われています。目で楽しみ、心で癒され、そして運気までもあげていく・・・観葉植物って素晴らしいですね。


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セラミス
栽培用土・肥料・水分感知器による室内園芸の栽培システムを“セラミス”といます。

ハイドロカルチャーの手法で土にドイツで産出された“セラミスグラニュー”という室内栽培用土を使うことで、水やりの頻度が減り、且つ衛生的に観葉植物を栽培することができます。

セラミスグラニューは腐敗・分解されないので高い保水能力が半永久的に持続するという特徴を持っています。底に穴のない容器で栽培していくのでお好きな鉢が使え、また株・根が健康に育っていくので、一年中植え替えが可能というメリットがあります。


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観葉植物とは
観葉植物とは、
葉の形や大きさ、色や模様などを
見て楽しむことを目的に栽培される植物です。


観葉植物の選び方
せっかくの買ったのに、あとから後悔や失敗しないように、
以下のポイントを抑えてできるだけよい株を選びましょう!


用土の作り方
栽培用土と一言で言ってもさまざまな種類があります。
もちろんそれぞれに特徴があります。


置き場所
観葉植物は様々な種類があり、
それぞれによって性質が異なります。


水やりの仕方
植物を栽培するうえで、最も重要になってくるのが
水やりと言っても過言ではないでしょう。


肥料
肥料やり(施肥)で失敗するケースで一番多いものは
冬の低温時に与えたり、
濃度の高い肥料を与えたりするケースです。


病害虫の予防・駆除
病害虫による被害の防止には、
まず栽培環境を適切にすることが大事です。
そして健康な株づくりが基本です。

冬越し・夏越し
観葉植物の多くの種類は、
熱帯や亜熱帯の植物なので、
日本の冬の寒さには弱いものが多く、
冬をどう越すかが栽培のもっとも大きなポイントです。

植え替え
鉢植えで観賞することの多い観葉植物は、
成長してくると鉢の中が根詰まりし、
水はけが悪くなったり、肥料を吸収しにくくなってしまい
生育不良を起こしてしまいます。

株分け・挿し木
観葉植物が上手に育ってきて
大株になった時にそのままにしておくと、
生育不良や、病害虫に侵されやすくなり
株を傷めてしまいます。

寄せ植え
大好きな植物で
限りないバリエーションで楽しむ事ができ
自分のセンスをそのまま生かせるインテリアが
寄せ植えインテリアです。

ハイドロカルチャー
水耕栽培でミニ観葉を楽しむことを
ハイドロカルチャーといいます。


テラリウム
ガラスの容器内に観葉、多肉、サボテンなどの植物を
レカトンや砂で植付けて育てるそれがテラリウムです。
小宇宙の意があるということです。

セラミス


和室向け観葉植物
最近では、日本の在来植物を
鉢植えにして楽しむ人もふえてきました。
その背景には和室そのものに
注目が集まってきているからというのもあるでしょう。


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和室向け観葉植物
最近では、日本の在来植物を
鉢植えにして楽しむ人もふえてきました。
その 背景には和室そのものに
注目が集まってきているからというのもあるでしょう。

やはり、和室で飾られる植物は
熱帯などで育つものよりも
アオキや斑入りのヤツデ、ツワブキ、
イワヒバ、センショウ、カンアオイといった、
和物とよばれるものが合いますよね、

とは言え、リゾートな雰囲気やエキゾチックな植物も、
仕立て方しだいでいくらでも
和室に合うようにアレンジすることはできますので
是非チャレンジして、
一味違う和室のよさと雰囲気を味わってみてくださいね。

ポイントとしては和室の場合、
椅子に座る洋室と違って視線が低いので、
シュロチクなどのように葉姿が和風のものは別として、
ビッグプランツ(大物)が扱いにくくなることです。

ですが樹形を盆栽風に仕立てたものなどもあるので、
大きく育つものでもアイデア次第で上手に扱うことができます。

それから畳の部屋での水やりを考えると、
比較的乾燥に強い種類のものが安心です。

選びはとても重要です。
器次第で植物の印象は大きく左右されますので、
熱帯地方の植物でも器によって
ぐっと和風に仕立てることができるしょう。

盆栽用の浅鉢など上手に使いこなすこともヒントですね。
竹筒を使ったり和風柄のテーブルマットや
ハイドロカルチャーの応用など
小物やテクニックを駆使して
和室を更に癒しの場にしていきたいですね。


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ボトルガーデン
蓋のできるガラス瓶の中に
観葉植物を植え込み楽しむのがボトルガーデンです。
自分だけのミニチュア・ガーデン。
オリジナリティを駆使し素敵なガーデンを演出しましょう。

ボトルガーデンは、ガラスビンの中に
ハイドロカルチャーの方法で、
小さな観葉植物を植え込んだものです。

土にはアクアボールを使いますので、
基本的な育て方はハイドロカルチャーと同じです。
つくり方はテラリウムと同じですが、
ボトルは口が小さいので、
ピンセットやスプーンなどで植えつけや、
ボールを寄せるようにします。

大変繊細な作業になります。
植物はあまり植えすぎないように注意しましょう。

湿度が高くなるので、
水やりは、ときおり霧吹きで葉水を与える程度で十分です。

肥料はほどんど必要ありません。
葉色が悪くなってきた場合だけ、
ごく薄い液肥を与える程度で大丈夫です。

また直射日光を当てると、
ボトルの中が極端に蒸れたり、
温度があがり植物は傷んでしまいます。

とは言え、あまり日光が不足するのも
不健康な原因ですので、
ときどき、直射日光の当たらない
明るい場所に置いてあげましょう。

多湿を好のみ日光を苦手とする
観葉植物がボトルガーデンには向いています。


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テラリウム
ガラスの容器内に観葉、多肉、サボテンなどの植物を
レカトンや砂で植付けて育てるそれがテラリウムです。
小宇宙の意があるということです。

ハイドロカルチャと同じく土は使用せず育てます。
チャームなどで飾り付けをするなど
自由にアレンジが楽しめるコンパクトで
衛生的な観葉植物に仕上がります。

ガラスを使うことで、葉や用土などから蒸発する水分が、
ガラスの内側で水滴となってふたたび用土にもどるので、
湿度はほぼ安定して保たれます。
ですから乾燥しがちな季節や場所でも、
安心して楽しむことができるのです。

園芸店などでは
テラリウム用のガラス容器を売っていますが、
使わなくなったガラス製の飼育槽や、
食材の空きビンを利用することも可能です。
開口部が小さい方が
内部の湿度を保つのに適しています。

テラリウムには、
小さくて明るい日陰と湿度を好む観葉植物が適しています。

植物を配置させる時には密集させないよう注意しましょう。
それぞれの葉が見えにくいだけでなく、
蒸れて植物が傷む原因になります。
直射日光は厳禁です。
日光が当たるとガラス容器内の温度が上がり、
湿度も高くなって蒸れてしまいます。

は、ときどき霧吹きで与える程度で大丈夫です。
肥料もほとんど必要ありません。


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ハイドロカルチャー
水耕栽培でミニ観葉を楽しむことを
ハイドロカルチャーといいます。

土を使わず植物を育てるという
ちょっと変わったアレンジメントです。

土を使わない分清潔で管理が簡単。
手軽にグリーンインテリアを楽しむことができるでしょう。

本来植物は土があることによって
養分・水分・空気を取り入れることができ、
土に根を張ることによってその体を支えています。

その大事な土がなくても植物を育てられないものかと
考案し作り出されたのがハイドロカルチャーなのです。

ハイドロボールと呼ばれる
レンガを焼いて無菌状態にした小さな粒を使います。
ハイドロボールにはサイズがありますので
利用する容器の大きさに合わせて
粒の大きさを組み合わせて使います。

ハイドロカルチャーを行うに当たって
注意したいところは水の腐敗と、水位と使う植物です。

水位はハイドロボールの3分の1位が丁度いいです。
ハイドロボールの代わりに
根腐れ防止剤に使われるイオン交換石を
植物性の染料で染めた
カラーサンドを使う方も大変多いです。

よりオリジナリティが増し、
本当にかわいいインテリアに仕上げることができます。

せっかくハイドロカルチャーをするなら
容器はガラス製など透明のものがオススメです。

観葉植物を選ぶときには、
日に当てなくても室内の明るさで
十分育つ観葉植物を選びましょう。


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寄せ植え
大好きな植物で
限りないバリエーションで楽しむ事ができ
自分のセンスをそのまま生かせるインテリアが
寄せ植えインテリアです。

ですが数種類の観葉植物を
ひとつの鉢に植えつけて管理しなくては
ならないわけですから、
できるだけ性質の似た、手入れの仕方などが同じような
植物を選ばなくてはいけません。

たとえば、たっぷりの水が必要な植物と
乾燥を好む植物を、ひとつの鉢に植えつけて、
一緒に管理することはできまんよね。

葉姿と色彩の組み合わせなども視野にいれて
高低や色味・性質などのバランスも重視しましょう。

寄せ植える種類は、4~5種類くらいが
適当だと思います。

高さと横の広がりのバランスを
上手に使うと高低を演出することができます。

平らな素焼きの皿鉢など
低めの鉢に寄せ植えをしたものが
“ディッシュ・ガーデン”です。

リビングやダイニングのテーブルの上に
ディッシュ・ガーデンを置くだけで
雰囲気がガラリと変わり日常空間もまた、
素敵に演出することができますね。

さらに、お気に入りの鉢などに
さまざななオーナメントを飾りつければ、
箱庭風ミニチュア・ガーデニングが楽しめます。


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株分け・挿し木
観葉植物が上手に育ってきて
大株になった時にそのままにしておくと、
生育不良や、病害虫に侵されやすくなり
株を傷めてしまいます。

そうならないように時期を見計らって
株を増やしてしまいましょう。

観葉植物のふやし方は、種子(または胞子)
株分け、挿し木、取り木などが一般的です。

時期的には初夏から夏にかけてが適期でしょう。

■株分け 株立ちになる植物では、
多くの植物がこの方法で繁殖できます。

確実な方法ですが、根の傷みが多いため、
それに応じて地上部も刈り込むことが必要です。

頻繁には行えず、大量にわけたい場合も不向きです。
株分けしたあとは、根が活発に伸びはじめるまで
半日陰で湿度を高くして管理しましょう。

■挿し木 観葉植物でもっとも一般的な方法です。
植え替え時に切り落とした枝葉などから
増やしていきます。

挿し木には、頂芽挿し、葉挿し、茎挿し
などがあります。

一般には、挿し穂の長さは5~10cmほどにし、
切り口をよく切れるナイフで切り戻します。
挿し床には清潔な鉢を利用し、
用土は、病害虫のない清潔なもので、
水もちと水はけがよく、
肥料分の含まれていないものを用意しましょう。

一般に、パーライト、バーミキュライトの単用、
あるいは配合したものなどが使われています。
鹿沼土や赤玉土、川砂なども利用できます。

挿し床が用意できたら、
挿し穂の長さの半分から3分の1ほどを挿し、
たっぷりと水を与え、風の当たらない半日陰で管理しましょう。

十分に根が活動をはじめたと思ったら、
新しい用土を使って、鉢に植えつけます。

取り木にしたあとの葉のない茎や、
伸びすぎた茎の一部は、3~5cmほどに切り、
茎伏せによって繁殖させることができます。
また、地下茎をもっているものは、
根伏せによって繁殖させることができます。

■取り木 挿し木では活着の悪いもの、
あるいは早く観賞できる株にしたいときには
取り木にしましょう。
大きく育ちすぎた木を小さく戻すときにも有効です。

取り木の適期は5~7月ころです。

取り木には、幹の表皮を環状にはぎ取り、
水ごけを巻いて発根を促す環状剥皮法と、
幹に下から上に向かって
太さの2分の1~3分の1の切れ込みを入れ、
切り口に水ごけを挟み込んで発根を促す
そぎ上げ法とがあります。

環状剥皮法は高木になる木質化が
はっきりした種類に適し、
そぎ上げ法は皮部と木部が
はっきりしない種類に適しています。


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植え替え
鉢植えで観賞することの多い観葉植物は、
成長してくると鉢の中が根詰まりし、
水はけが悪くなったり、肥料を吸収しにくくなってしまい
生育不良を起こしてしまいます。

ですので株が大きくなったりしたときに、
植え替えが必要となります。
また、植え替えにより、古い根が切られると、
新根の発生を促すことになります。

毎年植え替えが必要なわけではなく、
それぞれがもつ性質や生育パターンによって、
植え替えの必要性や時期は違ってきます。

タイミングを計るのはその株の生育状態をみて、
自分の目と感覚で判断することになります。

植え替えが必要な株とは、 
①根詰まりを起こしている株(水はけが悪い) 
②根が生長し、鉢底から根がはみ出したり、
 根鉢が鉢から盛り上がるように出てしまっている株 
③株が大きく生長し、
  鉢と株とのバランスが悪くなっている株 
⑤葉先が枯れ込んできたり、下葉が枯れている株。


などです。
どうしても植え替え後の株は、大きなダメージを受けます。
なので根が伸びはじめるまでの2~3週間ほどは、
風の当たらない半日陰に置き、
水を切らさないように管理しましょう。
根からの吸収能力が落ちているので、
葉水も頻繁に与えるようにしましょう。


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冬越し・夏越し
観葉植物の多くの種類は、
熱帯や亜熱帯の植物なので、
日本の冬の寒さには弱いものが多く、
冬をどう越すかが栽培のもっとも大きなポイントです。

夏の間に肥培管理をしっかり行い
健全な株に育てることが大切です。

そのためには、真夏の暑い時期を避け、春~秋にかけて、
戸外の新鮮な空気とたっぷりの日光の下で管理しましょう。
日光を好まない種類は、日陰や半日陰の明るい場所に置きましょう。

秋から気温が下がり始めるのと同時に
植物も給水量を減らしはじめます。
植物自身が必要がないので減らしているので
当然水やりも控えなくてはなりません。
冬越しは鉢土を乾燥気味にしておきましょう。

低温に弱いものほど早めに室内に取り込み、
遅くとも、初霜が降りる前には室内に移しましょう。

冬越しでもっとも大切なのが温度の管理です。
小型温室・ワーディアンケースなど
保温用資材の準備と点検は
寒くなる前に済ましておきましょう。
段ボール箱をかぶせ、
その上から毛布をかけるなどの工夫でも十分です。

多くの観葉植物が気温が、
15℃を下回るころから、生育を止めます。
生育を止めている時期、どれほどの低温に耐えられるかは、
植物の種類によって違います。
それぞれの植物の冬越しに必要な温度を知り、
それに合った管理を行うようにしましょう。

冬越中の日中は窓際の日光が当たる場所に置き、
たっぷりと日光浴をせましょう。
ですが夜間の窓際は室温が極端に下がります。
ですので部屋の中心に移動させるとよいでしょう。

また暖房が効いた部屋の中は空気が乾燥しています。
葉水を与え、空中湿度を高めることが大切です。

生長を休止している冬には、
それほど多くの水を必要としませんし、
鉢土を乾燥気味に管理したほうが、耐寒性が高まります。
水やりを控える分、葉水で葉に湿度を与えてあげれば十分です。

この時期、肥料を与えてはいけません。
養分の吸収もしない時期ですので根を傷めてしまいます。



<夏越し>


観葉植物は比較的夏に強いのですが、
強い直射日光に当てると
葉焼けをするものがあるので注意が必要です。

強い光を好む種類を除けば、
多くの種類で遮光が必要です。
林内で育つような種類や斑入り種の多くは、
すぐに葉焼けを起こしてしまいます。
戸外に置く場合は、地面に直接おかず、
すのこなどを敷いて、通風を図るとともに、
地面からの照り返しを防ぎましょう。

冷房した室内では、
エアコンからの冷風が直接当たらないようにして、
乾燥を防ぐために葉水を与えましょう。


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病害虫の予防・駆除
病害虫による被害の防止には、
まず栽培環境を適切にすることが大事です。
そして健康な株づくりが基本です。

植物の性質にあった
適切な日光・風通・水やり・肥培管理
やはり大変重要ポイントになります。

病害虫は高温乾燥期に発生するものが多いので、
その時期は葉水を与えて湿度を保つ事は大変効果的です。

また万一病気や害虫が発生したら、早めの対処が必要です。
薬剤は、それぞれの病気や害虫に合わせた薬品を使って、
早めに駆除、治療しましょう。

■葉焼け
強い日ざしに当たったときなどに起きる障害で、
葉が茶色や黒く変色して、最悪の場合は枯れてしまいます。
夏の強い日ざしは、多くの観葉植物の葉を痛めますので、
植物ごとに適当な遮光が必要です。
とくに、長い間弱光下に置かれた株や、
斑入り品種の葉は葉焼けを起こしやすいので注意しましょう。
■蒸れ
葉がよく茂り、風通しの悪くなった株は、
高温多湿時に株の中心部が蒸れ、
カビが生えてしまうことがあります。
茂りすぎた枝は枝葉をすき、
風通しを図りましょう。
とくに水やり後は、
濡れたままの株を高温で
風通しの悪い場所に置くと蒸れてしまいます。
■根腐れ
低温や過湿、肥料過多などで、
根が腐ることがあります。
低温時には水やり・肥料控えめにしましょう。
■炭疸病
高温期に発生する病気で、
葉に灰白色の病斑ができ更に
その上に黒い小粒子が発生し次第に枯れていきます。
■渇斑病
一年中発生する病気で、
褐色の斑点が葉の表面に生じ、
しだいに広がって、ひどいと枯れてしまいます。
■斑点病
梅雨時期など雨の多い時期に発生する病気で、
葉に灰褐色の病斑ができます。
■その他病気
すす病、軟腐病、灰色カビ病、うどんこ病など。
■ハダニ
乾燥時に発生しやすく、
肉眼ではみつけにくい、とても小さい虫です。
葉裏にクモの巣のように細い糸を張ります。
群落をつくり、葉や茎を食害し、
その部分は葉緑素が抜けて退色します。
■ホコリダニ
ハダニよりも小さく、
クモに似た虫で、肉眼ではほぼみつけられません。
展開前の葉やつぼみなどについて食害し、
葉が奇形になったりしてしまいます。
■カイガラムシ類
種類が多く、春から秋に発生しますが、
冬でも温室など温度が高いと発生します。
虫自体は小さく、体の表面から分泌液を出して、
体をかさぶた状や殻状のもので覆っています。
排泄物が茎葉について生育を阻害します。
すす病の原因にもなります。
薬剤が効きにくいので、
ブラシなどでこすり落として駆除しましょう。 
■アブラムシ類
新芽など柔らかい部位に発生し
多くの植物につきます。
■ネコナカイガラムシ
根につく小さな綿状の虫で、
根から樹液を吸います。
アスパラガスにはつきやすいです。
■ナメクジ
夜行性でやわらかい芽などを食害します。
とくに、湿気を好む植物に被害が多くみられます。


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肥料
肥料やり(施肥)で失敗するケースで一番多いものは
冬の低温時に与えたり、
濃度の高い肥料を与えたりするケースです。

一般的に観葉植物は高温性が多いので
低温時はあまり肥料を必要としません。

この時期に肥料を多く与えると
鉢土内で肥料の濃度があがり根を傷め、
株が枯れてしまいます。

例え気候のよい時期でも
高濃度の肥料は根を傷める原因ですので
厳重注意が必要です。

植物体を構成する必須元素として、
炭素、水素、酸素、窒素、リン酸、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、マンガン、イオウ、鉄、
ホウ酸、亜鉛、モリブデン、銅、
塩素の合計16種類の元素が知られています。

これらのうち、炭素、水素、酸素以外の
元素が不足しがちなので、
肥料として与える必要があります。

吸収量が最も多く、また不足する量も多い
窒素、リン酸、カリウムを肥料の3要素と言います。

窒素(葉肥)はタンパク質の構成成分ですので、
葉や根の生長を支え、
リン酸(実肥)は細胞をつくるために必要ですので、
花や実、種の形成に大切な要素です。
カリウム(根肥)は根や茎を強くして、各部の生長をよくします。

これら3要素がバランスよく配合されたものが
よい肥料と言えるでしょう。
市販される観葉植物用肥料は、
葉を美しく育てる目的が多いため
やや窒素分が多い配合になっているようです。

とはいえ、あまりにも窒素が多いと
徒長の原因にもなります。
なかには美しい花が観賞の対象となるものもあるので、
その手の種類のものに窒素分を多く与えると
花芽がつきにくくなってしまいうので
きちんとその植物の性質を把握しましょう。


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水やり
植物を栽培するうえで、最も重要になってくるのが
水やりと言っても過言ではないでしょう。

その植物の生育の善し悪しを左右し、
最悪の場合は枯らしてしまったり・・・
ということの原因も大部分が、
水やりの方法にあるといってもよいでしょう。

失敗の原因で一番多いのが“水の与えすぎ”です。
必要以上に与えると、植物は水を吸収しないので、
鉢の中に水が溜まり根腐りを起こしてしまうのです。

植物の性質だけでなく、
使っている鉢の素材でも水の乾燥度は変わってきますし、
もちろん置き場所や季節でも変わってきます。
環境をよく考慮して水をあげるようにしましょう。

基本的な水やりは、鉢土が乾いてきたら、
鉢から流れ出るまでたっぷりと与えることです。
つねに水が供給されている状態では、
根は少なくなり、根毛も発達しません。
また、水をやり忘れて鉢土を極端に乾かす事もあれば、
頻繁に与えていつも用土が湿った状態にするというような、
気まぐれな水やりでも、植物は元気に育つことができません。

一般的には、鉢土が乾いたら水を与え、
乾燥を好む植物では、鉢土が乾いてから
2・3~4・5日待ってから水を与え、
湿り気を好む植物では、鉢土の表面が乾きはじめたら
毎日でも水を与えるようにすればよいでしょう。

慣れてくれば、鉢を持ち上げることで、
その重さから、鉢土の乾燥状態がわかるようになります。

吊鉢の植物に水やりを行う場合の注意として、
吊鉢は他の鉢よりも乾燥が速いということを覚えておきましょう。

逆にハイドロカルチャーは容器の底に穴がないので
常に水が溜まっている状態です。
完全になくなったら容器の3分の1~5分の1程度を入れる。
という事に注意しましょう。

また空中湿度を上げるため、ほこりを落とすため、
害虫予防には葉水が有効です。

植物の性質と置いている環境などを
よく考え適度な葉水を与えてあげて下さい。


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置き場所
観葉植物は様々な種類があり、
それぞれによって性質が異なります。

好む温度・湿度・光線の強弱などを考慮すれば
その植物によって当然置き場所も変わってきます。

植物は、太陽エネルギーを利用し、
光合成によって生育に必要な養分をつくり出しています。

複数の植物を一緒の場所で管理しようとすると、
少なくとも一つはうまく生育しません。
ただし、限界はあるものの、
植物には環境に順応する能力が備わっているので、
ある程度の範囲であれば、少々適切でなくても育ちます。

基本的には、日光が射し込む窓がある明るい室内であれば、
ほとんどの観葉植物が育つことができるでしょう。

とはいえ、健全な生育のためには
植物それぞれの日光の強さの好みを知り、
植物に合った遮光をして、できる限り日光に当ててあげたいものです。

一般的な観葉植物は熱帯・亜熱帯生まれですので
高温多湿を好むものが多いです。
ですが日本は夏と冬の気候の落差が厳しい地域ですので
上手に大事に育てるには冬越が大きなポイントになってきます。

また、置き場所を考えるうえで、
日照とならんで大切なのが空中湿度です。
乾燥に強い観葉植物もあれば、
湿度を好み乾燥に弱いものもあります。

一般に冷房や暖房の効いた部屋は湿度が低く、
日が当たり、風通しのいい場所も乾燥しやすくなっています。
そのような環境下は避けた方が無難ですが、
どうしても観葉植物を置く場合は、
霧吹きなどで頻繁に葉水を与えたりして、
空中湿度を高く保ちましょう。

最後に日光不足を心配して、
薄暗い場所から急に強い日光に当ててしまうと、
日焼けや株を傷める原因になります。

必ず部屋の場所による明るさの違いを利用して、
徐々に日光に慣らすようにしましょう。
明るい場所から薄暗い場所に移す場合も、
同様に、徐々に暗さに慣らしていきます。


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用土の作り方
栽培用土と一言で言ってもさまざまな種類があります。
もちろんそれぞれに特徴があります。

一般には単用せず、
互いの短所を補い合いながら
栽培する植物の生育状況に合った用土を、
いくつかを配合してつくります。

園芸店などでは、
すでにいくかの用土を配合した栽培土が販売されていますが、
やはり、栽培する観葉植物によって
必要となる用土の性質は変わってきますので、
市販されている用土を基本として、
更に自分で配合するように利用するなど上手に使いましょう。

■準備用土
大体の観葉植物は、
この標準用土で植えつけて大丈夫でしょう。
■配合例
赤玉土6、腐葉土またはピートモス3、川砂またはパーライト1
■通気性の高い用土
排水のよい用土を好む植物の場合は、
川砂またはパーライトの割合を多くして、
排水性を高めましょう。
配合例:赤玉土6、川砂またはパーライト3、腐葉土1
■通気性も保水性も高い用土
通気性も保水性も高い用土を好む植物の場合は、
腐葉土を多めに加えましょう。
配合例:赤玉土6、腐葉土3、川砂1
■腐植質の多い用土方
腐植質に富んだ土を好む
植物の場合は有機質系の用土の割合を高くしましょう。
配合例:赤玉土4、腐葉土あるいはビートモス4、川砂またはパーライト2
■着生種の好む用土
樹木や岩に着生して
根が空気にさらされた状態で生育する植物は、
通気性と排水性を重視した用土にしましょう。
配合例:水ごけ、軽石、ヤシ殻チップ、バークの単用、あるいは混用
■吊り鉢向き用土
吊り鉢やハンギングバスケットなどに仕立てる場合は、
軽い用土を用いましょう。
配合例:腐葉土またはピートモス4、パーライト2、バーミキュライト2


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観葉植物の選び方
せっかくの買ったのに、あとから後悔や失敗しないように、
以下のポイントを抑えてできるだけよい株を選びましょう!

◎枯れ葉のないもの 
◎葉の色つやがよく、元気そうなもの 
◎病気や害虫などがついていないもの
(チェックする時は、葉裏や株元もチェック!)


株は、大きければいいものではないのです。
園芸店などでは、鉢の大きさに比べて
やや大きめの株を植えつけてある場合があります。

そうすると、根詰まりや、
肥料切れを起こしやすくなっているので、
鉢と株の大きさのバランスがよいもの、
鉢いっぱいに育った株は避け、
株が生育するために必要な
ある程度の余裕のある鉢
植え込まれたものを選ぶようにしましょう。

観葉植物は年間を通じて販売されていますが、
もっとも多く流通するのは春から夏にかけてです。

一年の中で一番観葉植物を育てやすい時期でもあり、
初心者にはもっとも適しています。

とくに高温性のものは、秋口に購入すると、
すぐにもっとも手のかかる冬に入ってしまい、
美しさを楽しむ余裕がありません。

また高温性の種類の植物の価格が
もっとも下がる時期でもあるので、
栽培を思いきり楽しみたい方は、
秋から冬はお買い得の時期ですね。